2014年12月18日
美味!庄内おばこサワラ!


築地で扱われ首都圏を中心に高級魚として評価を受けるブランド魚、昨日ついに食してきました


鼠ヶ関の「鮨処朝日屋」さんで「庄内おばこサワラを食べる会」に参加させていただき、庄内おばこサワラづくしの贅沢なひととき・・・

刺身やたたきだと甘みがあって濃厚な感じ!煮たり焼いたりすると身がふわふわ柔らかくて、本当コレはんめっ

と、感激でした

しかし、このところの荒天で、船がでれたのか・・・!?と思いますよね??
実は、水揚げされたのは1週間前!!
それは、漁獲するとすぐに船上で活〆・神経抜きを施し変質を遅らせているので新鮮さが長く保て、魚の旨味が凝縮するのだそう

鮮度が落ちやすい通常のサワラが生食できるのは1~2日ですが、庄内おばこサワラは1週間ほど!しかも身が熟成されて旨味が増します!
そしてもうひとつ疑問に思ったのは・・・
魚へんに春と書いて「鰆」ですよね・・・?今は冬・・・
それは、他の地域では春先を代表する魚ですが、庄内では11月、12月頃に水揚げのピークを迎えるので脂の乗りが良いのだそう!
それから、漁獲の方法や梱包にも工夫されていて、漁獲ははえ縄と一本釣り。梱包も身が傷ついたり氷焼けしないようクッションをかませるそうです!
こうした手間がかけられた印が、これ!!
1本ずつタグが付けられ、船名と漁師さんの名前入りシールが貼られます。
この日いただいたのは、勇山丸の阿部さんが釣った


阿部さんにお話も伺いました。
さばいて身も見せていただきました。
より美味しく食べてもらえるようにと、こんなにも丁寧に扱われているとは驚きでした


築地に送られるのは庄内おばこの箱入り娘のようなサワラ・・・!
地元に揚がる「庄内おばこサワラ」
地元でももっと食せるといいですよね

あ~ぁ、んめっけ
