2013年07月08日
しな織の里、関川に行ってきました
ここ数日、梅雨らしいお天気が続きますね
みなさん、体調をくずしたりしていませんか?
ところで、温海の山間にある関川という集落ををご存知でしょうか?
温泉街から車で30分ほど山奥に入った、新潟との県境に位置する、約40戸、人口約140人の小さな集落で、伝統的工芸品「しな織」は、ここで作られます。
日曜日、関川しな織協同組合、元組合長さん宅へお邪魔して、20以上の工程を経て出来上がる、しな織の最初の作業を見せて頂きました
今回糸作りのために伐採するのは写真の左3本の木です。
樹齢約15~20年。

ちなみにしなの葉っぱはこんなにかわいいハート型

チェーンソーで切り倒した後、根元のほうから皮を剥いでいきます。

木はこの時期、水けをたっぷり含んで皮はきれいに剥がれます。
中は真っ白、きれいな肌です。

剥いだ皮はぐるっと丸めて。

根の方の小口も切りっぱなしではなく、皮を剥がしておきます。
これは小口から出た芽が雪につぶされてしまう為、できるだけ脇から芽が出るように。

糸を作るためには、表皮から、さらに柔らかい靭皮を剥がさなければなりません。平らにならして・・・

表皮を剥がす。

ここまでは昔から男性の仕事。
今の時期、あちこちの軒下で、まとめられた皮が干され、次の工程、木灰を使っての「しな煮」まで、出番を待っています。
「しな煮」からは女性が担当し、いくつもの手仕事を経て、糸になり、そして手機にかけられて、丁寧に織り上げられます
もしどこかで出会ったら、自然の恵みと伝統の技から生まれるその風合いを、感じてみてください。
きっとその素朴で涼やかな感触、手仕事の温かみに癒されますよ

みなさん、体調をくずしたりしていませんか?
ところで、温海の山間にある関川という集落ををご存知でしょうか?
温泉街から車で30分ほど山奥に入った、新潟との県境に位置する、約40戸、人口約140人の小さな集落で、伝統的工芸品「しな織」は、ここで作られます。
日曜日、関川しな織協同組合、元組合長さん宅へお邪魔して、20以上の工程を経て出来上がる、しな織の最初の作業を見せて頂きました

今回糸作りのために伐採するのは写真の左3本の木です。
樹齢約15~20年。

ちなみにしなの葉っぱはこんなにかわいいハート型


チェーンソーで切り倒した後、根元のほうから皮を剥いでいきます。

木はこの時期、水けをたっぷり含んで皮はきれいに剥がれます。
中は真っ白、きれいな肌です。

剥いだ皮はぐるっと丸めて。

根の方の小口も切りっぱなしではなく、皮を剥がしておきます。
これは小口から出た芽が雪につぶされてしまう為、できるだけ脇から芽が出るように。

糸を作るためには、表皮から、さらに柔らかい靭皮を剥がさなければなりません。平らにならして・・・
表皮を剥がす。

ここまでは昔から男性の仕事。
今の時期、あちこちの軒下で、まとめられた皮が干され、次の工程、木灰を使っての「しな煮」まで、出番を待っています。
「しな煮」からは女性が担当し、いくつもの手仕事を経て、糸になり、そして手機にかけられて、丁寧に織り上げられます

もしどこかで出会ったら、自然の恵みと伝統の技から生まれるその風合いを、感じてみてください。
きっとその素朴で涼やかな感触、手仕事の温かみに癒されますよ

Posted by あつみ観光協会 at
16:32
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