あつみかぶの焼畑ピークです!

あつみ観光協会

2015年08月11日 12:00

8月に入って真夏日、猛暑日が続く毎日・・・
今年の夏は本当にお天気続きですね


夏の甲子園も炎天下のもと熱い戦いが繰り広げられていますが(ただいま鶴岡東高校勝利の情報が‼‼おめでとうございます)、温海地域でも今まさに炎天下での過酷な作業、「焼畑(山焼き)」がピークを迎えています


皆さまご存じ、温海地域の名物「あつみかぶ」
パリパリした歯ざわりと甘酸っぱさの中に感じられる程良い辛味がクセになる甘酢漬けが、昔ながらの家庭の味


あつみ温泉から山間へ入った一霞地区がその本場とされ、400年ほど続く、山の傾斜地での無肥料無農薬の自然農法、「焼畑農法」が受け継がれています


周辺の山間地域でもまた自家栽培されています。
私の実家の山では9日(日)午前中に畑に火を入れました。風もなく絶好の焼畑日和だったようです
















山火事にならないように…母が見張りをしながら撮ってきた写真です
炎天下、さらに炎が上がる畑で、そして細心の注意を払いながらのこの作業は、思う以上に大変な作業のようですが、現代の生活ではなかなかほかで見られない神秘的な光景なのかもしれません

午後からは、まだ余熱が冷めないうちに種まきです。

あと10日もすると芽が出てきます
収穫は10月上旬頃から始まります!

うちでは家で漬け込んで食卓に並んだり親戚へ送ったりするくらいですが、これがそれぞれの家庭の味

時期になると本場「あつみかぶ漬け」は温海の名物として店頭に並んだり、旅館や飲食店でだされ独特の赤紫色がいいアクセントに

この時期山から上がる煙は400年変わらない温海の姿ですね!

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